
試験まであと1週間…今から何をやればいいの?
英検準1級の試験が1週間後に迫ってくると、「まだ間に合う?」「今から何をすれば合格に近づける?」と焦りが出てきますよね。
私自身も直前期は「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と頭の中がパニックになり、焦ってしまうという経験をしました。でも、試験1週間前にやることを絞って、正しい順番で取り組むことで、直前でも実力を最大限に発揮できるようになります。
この記事では、英検準1級の試験1週間前から当日までの具体的なルーティンと、セクション別の直前ポイントをご紹介します。「何をやるべきか」が明確になれば、焦りが自信に変わりますよ!
試験1週間前の大原則:新しいことは一切やらない
直前期に陥りがちな失敗が、「新しい参考書を開く」「新しい単語帳に手を出す」ことです。1週間前になったら、新しい知識をインプットするフェーズは終わりです。
この1週間でやるべきことはたった2つです。
- これまで学んだ知識を定着・確認する
- 本番を想定した時間配分の感覚をつかむ
英検準1級の筆記試験は90分。リーディング約45分・ライティング約45分が理想の時間配分です。「問題が解ける」だけでなく「時間内に解ける」練習こそ、直前期の最優先事項です。
また、直前期に陥りやすい「完璧主義」にも注意が必要です。「全部の単語を覚え直したい」「苦手な長文を全部復習したい」という気持ちはよく分かりますが、それをやろうとすると時間が足りなくなり、焦りが増すばかりです。「今持っている力を最大限に出し切ること」に集中することが、直前1週間のテーマです。
英検準1級の試験形式をおさらい
直前期に改めて試験形式を確認しておくことで、当日の焦りを防げます。
一次試験(筆記・リスニング)
- 大問1(語彙・熟語):25問。文中の空欄に合う単語を選ぶ問題。1問20〜30秒が目安。
- 大問2(長文穴埋め):6問。長文中の空欄に適切な語句を選ぶ問題。
- 大問3(長文読解):10問。内容に関する質問に答える問題。
- 大問4(英作文):2問。120〜150語の意見論述と70語以内の要約文。
- リスニング(3パート):約25分。音声は1回のみ再生。
筆記は90分で大問1〜4を解く必要があります。時間配分の目安は、大問1に10分・大問2・3に35分・大問4(英作文)に45分です。この感覚を体に染み込ませておくことが、直前1週間の大きな目標です。
2週間前に過去問を解いた結果
試験の2週間前、2回目の過去問を解きました。その結果と正直な感想をお伝えします。
リーディング:83点
リーディングは83点でした。語彙問題はスムーズに解けたのですが、長文で思ったよりも時間がかかってしまい焦りました。でも、まずまずの点数をとれたという実感があります。
リスニング:86点(でも自信はなかった)
点数自体は86点と悪くなかったのですが、正直「聞き取れた!」という手応えはほとんどありませんでした。なんとなく選んだら合っていた、という問題も多く、点数と実力が一致していない不安感が残りました。
ライティング:ChatGPTに採点してもらった結果
ライティングはChatGPTに採点してもらいました。要約問題は合格圏内でしたが、意見論述はギリギリ合格ラインというシビアな評価でした。構成面は「まとまっている」と言ってもらえましたが、自然なコロケーションと細かな文法ミスが課題だと指摘されました。
過去問で見えた、残り1週間の課題
過去問を解いてみた結果、ライティングを最優先で強化しながら、リスニングの精度向上と読解のスピードアップも同時に進めることを残り1週間の課題と決めました。「この3点に集中する」と決めたことで、直前期の学習に迷いがなくなりました。
試験1週間前〜前日:セクション別ルーティン
過去問の結果を踏まえ、残り1週間は以下のセクション別ルーティンで学習を進めました。1日の学習時間は合計2時間が目安です。毎日やることが決まっていると、余計な迷いがなくなって集中できます。
ライティング(1時間):コロケーションの徹底強化
直前1週間のライティング練習は、自然なコロケーションを身につけることを最優先にしました。具体的には、ChatGPTが出してくれる模範解答を何度も書き写すという練習を毎日続けました。
テーマは「環境・経済・テクノロジー」に絞りました。英検準1級のライティングで頻出するのがこのあたりのテーマで、書き慣れておくと本番でも落ち着いて取り組めます。また、各テーマで使えるコロケーション(自然な語の組み合わせ)をChatGPTにまとめてもらい、プリントアウトして手元に置いておきました。
ちなみにChatGPTに添削してもらう方法は、ライティングの参考書を読んで知りました。気になる方はこちらの記事も読んでみてください。
>>英検準一級を合格するためにおすすめのライティング参考書3選
リスニング(30分):過去問をシャドーイング
リスニングは点数こそ出ていたものの、自信をもって解けていなかったため、耳と口を同時に使うシャドーイングで音声への慣れを高めることにしました。
使う教材は新たなものを増やさず、過去問の音声を繰り返し使いました。同じ音声を何度も聞いて追いかけることで、英語のリズムや速度に耳が慣れていく感覚が得られます。
シャドーイングのやり方について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>>【体験談つき】シャドーイングの正しいやり方は?本当に効果ある?
リーディング(30分):読解のスピードアップ
英検準1級のリーディングは時間との戦いです。特に大問2・3の長文読解でスピードが落ちると後半に影響するので、直前期は1問あたりの解答時間を意識しながら過去問を解き直すことに集中しました。
「全文を精読しようとすると時間が足りなくなる」という反省から、「設問を先に読んでから本文を読む」順番を意識して練習しました。直前期は新しいことを増やすより、スピードと精度のバランスを整えることが大切だと感じています。
弱点別の直前期勉強法
自分の弱点がはっきりしている人は、セクション別に時間を調整するのがおすすめです。「全部を均等にやらなきゃ」という焦りは手放してOK。得意なところはキープする程度で十分です。
- リーディングが苦手:毎日の読解練習を45分に増やし、時間配分を意識した演習を重ねる
- リスニングが苦手:シャドーイングに加え、スクリプトを見て「聞き取れなかった箇所」を分析する
- ライティングが苦手:テンプレートを固め、コロケーションのミスをなくすことに集中する
弱点が明確なら、そこに時間を集中させるのが最も効率的な直前対策です。私自身もライティングに不安があったので、最終週はライティングの比重を少し増やして調整しました。
当日の朝ルーティン
試験当日の朝は、焦らず落ち着いて過ごすことが最優先です。私が実践して良かった朝のルーティンをご紹介します。
- しっかり朝食をとる:空腹では集中力が続きません。しっかり朝ごはんを食べておきましょう。試験開始直前に食べすぎると眠くなるので注意です。
- 英作文フレーズと単語苦手リストをさっと見直す:10〜15分程度の軽い確認でOKです。脳にウォームアップをかけるイメージです。スマホのメモや手書きのメモを活用してください。
- 会場には余裕を持って到着する:試験開始30分前には着席できるよう計画を立てておきましょう。到着後に単語メモを見返す時間も作れます。
会場に着いたら、深呼吸をして気持ちを整えましょう。「これだけ準備してきた」という事実が、一番の自信になります。当日は新しいことを覚えようとするのではなく、「いつも通りやれば大丈夫」という気持ちで臨んでください。
セクション別:直前期に意識すべきポイント
語彙問題(大問1)
語彙問題は1問あたり20〜30秒で解くのが目安です。わからない問題は悩まず次へ進むことを徹底しましょう。ここで時間をかけすぎると後のセクションが圧迫されます。
直前期の語彙対策は、知らない単語を新たに覚えるよりも、「あいまいに覚えている単語を確実にする」ことに注力しましょう。「なんとなく見たことある」という単語を、意味・品詞・使い方まで確認し直すだけで、本番での正答率がぐっと上がります。
リーディング(大問2・3)
長文読解は先に設問を読んでから本文を読む「設問先読み」が効果的です。全文を精読しようとせず、設問に関連する箇所を素早く見つけるスキャニングを意識しましょう。
大問2は段落の流れを把握することがカギです。空欄の前後の文脈をしっかり読んで、文章の流れに合う選択肢を選びましょう。大問3は「段落ごとの要旨」をつかむ練習が効果的です。本文全体を読むのではなく、各段落の最初と最後の文を優先して読む習慣をつけておきましょう。
ライティング(英作文)
英作文は書き切ることが最優先です。途中で止まると大幅減点になります。まずロジックを作ってから書き始めると時間内に仕上げやすくなります。
採点基準は「内容・構成・語彙・文法」の4項目です。特に「構成」は型を守るだけで高得点が狙えるため、Introduction・Body・Conclusionの流れを体に染み込ませておきましょう。語彙は難しい単語を無理に使おうとせず、正確に使える表現を確実に使うことを心がけてください。
リスニング
各パートの説明が流れている間に、次の問題の選択肢を先読みしておくことが鉄則です。選択肢のキーワードを把握しておくだけで、聞き取りやすさがぐっと上がります。
リスニング中に答えが確信できなくても、焦らず次の問題へ進みましょう。1問に引きずられると次の問題の先読みができなくなります。「迷ったら直感で答えてすぐ次へ」という切り替えの速さも、リスニングの重要なスキルです。
直前期にやってはいけないこと
最後に、直前1週間で特に避けてほしいことをまとめます。
- 新しい参考書・単語帳に手を出す:消化しきれずに自信をなくすだけです。今持っている教材を最大限活用しましょう。
- 夜遅くまで詰め込む:睡眠不足は当日のパフォーマンスを大きく落とします。特に試験前日は絶対に早寝してください。
- SNSで他の受験者の勉強量を見る:「あの人はこんなに勉強している…」という比較は焦りを生むだけです。直前期は自分のペースを守ることが最優先です。
- 「もう無理かも」と諦める:直前まで諦めずに取り組んだ積み重ねは、必ず本番で活きます。最後まで自分を信じてください。
まとめ:直前1週間は「整える」週間
試験1週間前は、新しいことを詰め込もうとするのではなく、これまでの努力を「出し切れる状態」に整えることが最大の対策。
1週間前の試験直前にやること・やらないことをまとめると、こちらのようになります。
- 新しいことは一切やらない
- 1〜2週間前に過去問を解いて弱点を把握し、効率的に点数アップを狙う
- 試験形式をもう一度おさらいする
- 前日:軽く確認して持ち物準備・早寝
- 当日朝:2時間前起床・軽い確認・余裕を持って会場へ
ここまで準備してきた自分を信じて、試験に臨んでください。応援しています!
英検準1級の勉強法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。



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