
- 英検準1級の一次試験は通ったけど、全然英語が話せない…。
- 二次試験まで時間がないのに、何から対策すればいいんだろう?
こんなことを思っている方もいらっしゃると思います。
今回は、
- 英検準1級 面接のコツ
- 一発合格した私の二次試験対策
- 二次試験本番の様子と結果
を記事にまとめました。
結論、英検準1級の面接は「答え方の型」を準備して、大きく詰まらずに話し続ければ大丈夫です!
私自身、一次試験の少し前から話す練習を始め、一次試験後の約1か月は面接対策に集中。
その結果、二次試験も一発で合格できました。
この記事を読んで、自信をもって本番で英語を話しましょう!
- ナレーションは登場人物の心情を入れて答える
- No.1は「どうすればよかったか」まで回答
- 「Yes/No→理由→具体例」の型で答える
- 理由マップで「答えのネタ」を準備する
- ChatGPTと「自分の言葉」で答えを作る
- 沈黙しないためのつなぎフレーズを使う
- 聞き返しは1回までならOK
- 入室から退室まで「積極性」を見せる
面接対策として、私はDMM英会話を利用しました。
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英検準1級 面接のコツ①ナレーションとNo.1
英検準1級の面接は、4コマのイラストを英語で説明する「ナレーション」から始まります。
配点は15点で、面接全体の約4割。
ナレーションでつまずくと、続く設問にも響きやすいので、しっかり準備しておきましょう。
ナレーションは「準備の1分」で流れをつかむ
問題カードを受け取ると、1分間の準備時間があります。
この1分でまずやりたいのが、4コマ全体の流れをつかむこと。

ちなみに4コマの展開は「問題→解決→新たな問題」 となっていることが多いです。
流れがつかめたら、1コマずつ「誰が・何をした・どう感じた」を頭の中で組み立てます。
実際に話すときは、次のポイントを意識しましょう。
- 冒頭は、問題カードに書かれた1文をそのまま使う
- 1コマにつき2〜3文を目安に話す
- 2コマ目以降は「The next day,」「A month later,」などの時間表現から始める
- すべて過去形でそろえる
- 登場人物の気持ちも入れる(”She was shocked.” など)
イラストの中の吹き出しの英文は、「He said to his wife, “….”」のように直接話法でそのまま使えます。

自分の言葉に言い換えようとすると、そのぶん詰まりやすくなります。
ナレーションの制限時間は2分です。
練習のときからタイマーで時間を計り、2分で4コマを話し切る感覚をつかんでおきましょう。
No.1は仮定法を使って2〜3文で答える
ナレーションの次のNo.1は、4コマ目のイラストの登場人物になりきって答える問題。
「If you were the woman, what would you be thinking?」のように、仮定法で聞かれるのが定番です。
答えるときは、「I’d be thinking that ~.」の形で始めましょう。
そのあとに、今の状況への気持ちや「どうすればよかったか」を続けて、2〜3文で答えます。

1文だけで終わると情報が足りず、点数につながりにくいので注意してくださいね。
No.1を答える段階では、まだ問題カードのイラストを見られます。
登場人物の表情や吹き出しをヒントに、答えを組み立てましょう。
英検準1級 面接のコツ②意見を言う質問(No.2〜4)
No.2・No.3は問題カードのトピックについて、No.4はトピックから少し離れた社会問題について、自分の意見を答える質問です。
さきほどのナレーションは、イラストを見れば言うことがある程度決まっています。
一方で意見を言う質問は、その場で自分で理由を考えなければいけません。
練習量の差が出やすいので、早めに対策を始めましょう!
「Yes/No→理由→具体例」の型で答える
意見を言う質問は、「Do you think that ~?」や「Should ~?」の形で聞かれることがほとんど。
まずYesかNoで立場をはっきりさせ、理由を1〜2文で続けます。
余裕があれば、具体例を1つ添えましょう。
型に沿って話すときに使いやすいフレーズはこちらです。
- I think so because ~.(私はそう思います。なぜなら~)
- For example, ~.(たとえば~)
- Also, ~.(また~)
- Therefore, ~.(したがって~)
- I’ve heard that ~.(~と聞いたことがあります)
賛成・反対を決めにくいテーマなら、「It depends.」と答えたうえで条件を説明する方法もあります。

ただ「It depends.」で回答すると詰まりそうだったので、私は「Yes」「No」のどちらかに決めました。
必ずしも、自分が本当に思っていることを答える必要はありません。
理由を言いやすい立場を選ぶのも、ひとつの方法です。
専門用語がとっさに出てこないときは、簡単な言葉で言い換えてOK。
たとえば「製造業」が出てこなければ、「making goods in factories」と言えば十分伝わります。
理由マップで「答えのネタ」を準備する
意見を言う質問でいちばん困るのは、理由が思いつかないとき。
そこでおすすめなのが、どのテーマにも使い回せる理由を整理した「理由マップ」です。
私は、よく使う理由を20個ほど軸にして、そこから広げられる理由を紙にまとめていました。

写真はその一部で、「save time(時間の節約)」「save money(お金の節約)」「reduce stress(ストレスを減らす)」の3つです。
それぞれの軸の下に、そこからつながる理由を書き出しています。
- save time → spend time with family/boost productivity/maintain work-life balance など
- save money → spend money on other things/prepare for the future/learn new things など
- reduce stress → make people happier/improve quality of life など
たとえば「在宅勤務を増やすべき?」と聞かれたら、「通勤がなくなり時間を節約できる(save time)→家族と過ごす時間が増える(spend time with family)」のようにつなげれば、理由を2文で言えます。
よく出るテーマには、環境問題・少子化・テクノロジー・グローバル化などがあります。

どのテーマが出ても、理由マップの軸のどれかに当てはまらないか考えると、理由が見つけやすくなります。
テンプレートは使っても、答えは丸暗記しない
参考書には、質問ごとの解答例が載っています。
ただし、解答例をそのまま丸暗記するのはおすすめしません。
覚えるなら、どのテーマにも使える型やフレーズにとどめましょう。
そのうえで、自分の言葉で答えを組み立てる練習をするのが合格への近道です!

私は参考書の解答例はあまり使わず、ChatGPTと相談しながら自分の解答例を作っていました。
自分の意見と参考書の解答例が異なることってありますよね。
私は自分の意見をChatGPTに添削してもらい、添削してもらった英文を口に出すことで、自分の言葉で答える練習をしていました。
英検準1級 面接のコツ③アティチュードと沈黙対策
英検準1級の面接では、答えの内容だけでなく「アティチュード(態度・積極性)」も採点されます。
配点は3点。
声の大きさやアイコンタクト、積極的に伝えようとする姿勢が見られています。
沈黙しないためのつなぎフレーズ
面接でいちばん避けたいのが「沈黙」です。
沈黙すると焦ってしまい、さらに回答が浮かばないという悪循環が生まれます。
黙っていると、質問が聞き取れていないと判断されることも。
考える時間がほしいときは、次のようなフレーズで「今考えています」と伝えましょう。
- Well, ~(ええと…)
- Let me see. / Let me think.(少し考えさせてください)
- That’s an interesting question.(面白い質問ですね)
- It can be said that ~.(~とも言えます)

「Well…」と一言入れるだけでも、黙り込むよりずっと印象がよくなりますよ。
つなぎフレーズは、本番でとっさに口から出るよう、練習のときから使っておくのがコツです。
聞き返しは1回までならOK
質問が聞き取れなかったときは、聞き返しても大丈夫です。
- I beg your pardon?
- Could you say that again, please?
- Pardon? / Excuse me?
ただし、何度も聞き返すと減点につながるので、1回までにとどめましょう。
聞き返しても分からなかったときは、聞き取れた単語から質問を推測して答えるほうが、黙ってしまうより評価されやすいです。

聞き返すのは恥ずかしいことではありません。聞き取れなかったときは、落ち着いて英語で伝えましょう。
入室から退室まで「積極性」を見せる
アティチュードは、入室した瞬間から退室するまで見られていると思っておきましょう。
- 入室時は「Excuse me. May I come in?」と声をかける
- 部屋に入ったら「Hello.」とあいさつする
- 着席するときは「Thank you.」を忘れずに
- カードを渡すときは「Here you are.」と添える
- 面接官の目を見て話す
- 退室時も「Thank you. Have a nice day!」などと一言添える
従来型の面接では、問題カードを受け取る前に自己紹介や簡単な会話があります。
名前や職業、英語を勉強している理由など、自分のことを2〜3文で話せるように準備しておきましょう。

完璧な英語でなくても、伝えようとする姿勢が大切です。
【体験談】英検準1級の面接に一発合格した私の二次試験対策
ここからは、私が実際にやった二次試験対策を紹介します。
取り組んだのは、参考書・Speak(スピーク)・DMM英会話・独り言英会話の4つ。
参考書とSpeakは一次試験の少し前から、DMM英会話と独り言英会話は一次試験が終わってから始めました。
一次試験から面接本番までは約1か月あり、この期間は4つの練習を並行して進めています。
| 練習 | 始めた時期 | 主に練習したこと |
|---|---|---|
| 参考書(面接・攻略ポイント20) | 一次試験の少し前 | 本番形式の問題(8問) |
| Speak | 一次試験の少し前 | 意見を言う練習(フリートーク) |
| DMM英会話 | 一次試験の後 | ナレーションとQ&A(8回受講) |
| 独り言英会話 | 一次試験の後 | 詰まらずに答える練習 |
DMM英会話:英検対策教材で本番形式の練習
面接対策の中心にしたのが、DMM英会話の英検対策教材です。
一次試験が終わってから週2回のペースで、面接までの4週間で合計8回受講。
受講した日は、復習も含めて1日1時間ほどを面接対策にあてていました。
オンライン英会話のよいところは、自分では気づきにくい文法のクセを講師に指摘してもらえること。

私は講師から、冠詞・複数形・三単現の使い方を指摘されました。
オンライン英会話は、詰まらずに話す練習も向いています。
人間の先生が相手なので、沈黙していると恥ずかしくなってくるからです。
無料体験レッスンもありますので、英検対策の教材が自分に合うか、まずは試してみてください!
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Speak:フリートークで意見を言う練習
AI英会話アプリのSpeakは、社会問題について自分の意見を英語で話すフリートークで対策。
フリートークでの練習は、意見を言う質問(No.2〜4)の対策に役立ちました。
AIが私の英語を添削してくれて、ミスを直すためのレッスンも自動で作ってくれます。

予約がいらず、1日20〜30分ほど続けられたのもよかった点です。
ただし、ナレーションの練習には使いにくいので、ほかの練習と組み合わせるのがおすすめです。
独り言英会話:詰まらずに話す練習を重ねる
「独り言英会話」も練習に加えました。
独り言英会話のやり方は、お題を1つ決めて15秒で答えを考え、その後60秒話し続けるだけ。

「文法ミスをしてもいいから、詰まらずに話そう」と意識したことで、だんだん流暢に話せるようになりました。
同じお題に5日連続で取り組み、3日目以降は録音して聞き返します。
録音を聞くと、詰まる箇所や表現の重複など、気づきにくい改善点が見えてきますよ。
参考書『英検準1級面接・攻略ポイント20』:本番形式の練習
参考書は『英検準1級面接・攻略ポイント20』を使い、本番形式の問題を8問解きました。
よかったのは、面接対策のポイントがまとめて書かれているところ。
問題を解く前に、面接で押さえるべきポイントを確認できます。
問題を解くときは、時間を計って声に出し、録音して聞き返すと本番に近い練習になります。

私はスマホのタイマーをセットして、本番と同じ時間で練習していました。
【体験談】英検準1級 二次試験本番の様子と結果
私が二次試験を受けた会場はとある学校で、待ち時間は1時間ほど。
面接官は日本人の女性でした。

緊張していましたが、たくさん練習したので自信がありました。
まず自己紹介をして、その後ナレーションから問題が始まります。
大きく詰まることなく話すことができたので、手応えはありました。
結果は、38点中33点で合格。
| 項目 | 配点 | 私の点数 |
|---|---|---|
| ナレーション | 15点 | 13点 |
| Q&A(No.1〜4) | 20点 | 17点 |
| アティチュード | 3点 | 3点 |
| 合計 | 38点 | 33点 |
CSEスコアは579点で、合格基準の512点を67点上回りました。

アティチュードで満点がとれたのは、積極的に伝えようとする姿勢を意識したおかげです。
本番で聞かれた質問は、こちらの記事で紹介しているので見てみてください。
英検準1級 二次試験(面接)の流れと配点をおさらい
試験の流れ(入室〜退室)
英検準1級の二次試験は、面接官1人との個人面接で、時間は約8分です。
流れは次のとおり。
- ①入室して、面接カードを渡す
- ②着席・氏名の確認・簡単な会話(自己紹介など)
- ③問題カードを受け取る
- ④ナレーションの準備(1分)
- ⑤ナレーション(2分)
- ⑥No.1(イラストに関する質問)
- ⑦問題カードを裏返す
- ⑧No.2・No.3(カードのトピックに関する質問)
- ⑨No.4(社会性のある質問)
- ⑩問題カードを返して退室

流れを頭に入れておくだけでも、当日の緊張がやわらぎますよ。
2024年度からは、No.4の質問の前に話題を導入する一文が加わりましたが、答え方はNo.2・No.3と同じで大丈夫です。
パソコンに向かって話すS-CBTでは、最初の自己紹介や簡単な会話はありません。
本番の流れは、英検公式サイトの「バーチャル二次試験」でアニメーションで確認できます。
配点と合格ライン
| 問題 | 配点 |
|---|---|
| ナレーション | 15点 |
| No.1(イラストに関する質問) | 5点 |
| No.2〜4(意見を言う質問) | 各5点(計15点) |
| アティチュード | 3点 |
| 合計 | 38点 |
合否は素点ではなくCSEスコアで判定され、合格基準は750点中512点です。
ナレーションが約4割、Q&Aが約5割を占めるので、どちらか一方に偏らず対策しましょう。
素点とCSEスコアの関係は、こちらの記事で詳しく解説しています。
英検準1級 二次試験のよくある質問
- 英検準1級の二次試験で落ちる人はいますか?
-
二次試験の合格率は、公式には公表されていません。
本番で長い時間沈黙してしまったり、ポイントを外した回答をすると、不合格になることもあります。
この記事で紹介したコツを押さえて、本番形式で練習しておきましょう。
- 意見を言う質問で、何も思いつかないときはどうすればいいですか?
-
まずは「Let me see.」などのつなぎフレーズで、考える時間を作りましょう。
そのうえで、事前に作った理由マップから使えそうな理由を選ぶと答えやすくなります。
- 文法ミスは減点されますか?
-
細かい文法ミスを気にするより、スムーズに話し続けることのほうが大切です。
そのうえで冠詞・複数形・三単現のような基本的なミスは、意識して減らすようにしましょう。
- 面接官は日本人ですか?ネイティブですか?
-
面接官は、日本人の場合も外国人の場合もあります。
私のときは日本人の女性でした。
どちらの場合も、はっきりした声で話すことを意識すれば大丈夫です。
- 二次試験に落ちたらどうなりますか?
-
一次試験に合格していれば、二次試験が不合格でも、1年間は一次試験が免除されます。
次回は二次試験から受けられるので、スピーキング対策に集中しましょう。
まとめ:英検準1級の面接は「型の準備」と「積極性」で突破しよう!
英検準1級の二次試験対策と、面接のコツについて紹介しました。
- ナレーションは登場人物の心情を入れて答える
- No.1は「どうすればよかったか」まで回答
- 「Yes/No→理由→具体例」の型で答える
- 理由マップで「答えのネタ」を準備する
- ChatGPTと「自分の言葉」で答えを作る
- 沈黙しないためのつなぎフレーズを使う
- 聞き返しは1回までならOK
- 入室から退室まで「積極性」を見せる
面接対策でいちばん大切なのは、大きく詰まらずに話すこと。
私はDMM英会話の英検対策教材で、できるだけ沈黙しないように練習しました。
まずは無料体験レッスンで、本番形式の練習を1回やってみましょう!
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英検準1級の勉強法全体については、こちらの記事でまとめています。

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