
- 一次試験の自己採点をしてみたら6〜7割で、合格ラインぎりぎりかもしれない…。
- 結果が出るまで落ち着かず、ギリギリ合格できるのか気になる…。
こんな気持ちで結果を待っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、
- 素点とCSEスコアが一致しなかった私の体験談
- 英検準1級の「ギリギリ合格ライン」と技能配分の考え方
- 一次試験の結果を待つ間の二次試験対策
について記事にまとめました。
結論から言うと、素点とCSEスコアは一致しないこともあり、自己採点の結果が悪くても合格することもあります。
私自身、ライティングとリスニングの手ごたえがなく、受験直後は「落ちたかも」と不安でした。
ですが実際は、一次試験が合格基準より146点上、二次試験が67点上という結果で、自己採点よりもCSEスコアが高い結果となったのです。
皆さんもこの記事を読んで、まずは落ち着いて結果を待ちましょう。
結果が出るまでの間に、二次試験の対策を進めれば、英検準1級合格に近づくことができますよ!
- 一次試験は合計1792点以上だと合格できます
- ですが素点とCSEスコアは必ずしも一致しません
- 自己採点の結果が低くても、落ち着いて結果を待ちましょう
- 待っている間に、二次対策をしっかり進めるのがおすすめです
【体験談】素点とCSEスコアは必ずしも一致しない
私が実際にとった素点とCSEスコア
冒頭にも書いた通り、私は英検準1級を受けて、ライティングとリスニングの手ごたえがあまりありませんでした。
ライティングは過去問と異なるパターンの問題が出てきて焦り、リスニングは集中力が保てなかったからです。

そのため一次試験を受けた直後は、「不合格かもしれない」と落ち込んでいました。
ところがふたを開けてみると、どちらの技能も想像より高いCSEスコアを取ることができました。
私が実際にとった素点とCSEスコアはこちらの表の通りです。
| 区分 | 項目 | 素点 | 素点の正答率 | CSEスコア |
|---|---|---|---|---|
| 一次試験 | Reading | 28/31問 | 90% | 675点(90.0%) |
| 一次試験 | Listening | 20/29問 | 69% | 627点(83.6%) |
| 一次試験 | Writing | 23/32点 | 72% | 636点(84.8%) |
| 二次試験 | Speaking | 33/38点 | 86.8% | 579点(77.2%) |
一次試験のリスニングは、素点の正答率が69%でしたが、CSEスコアに換算すると83.6%まで上がっていたのです。
ライティングも同じように、素点の正答率は72%で、CSEスコアに換算すると上がっています。
一方で、スピーキングは素点の正答率が86.8%ですが、CSEスコアは下がっています。
このことから、素点の正答率や自分自身の手ごたえと、CSEスコアは必ずしも一致しないということがわかりました。
素点からCSEに換算する場合に、上がるケースも下がるケースがあるということです。

素点や感じている手ごたえで一喜一憂せず、CSEスコアが出るまで待ってみましょう。
一次試験を受けた直後という方は、しっかり二次試験の対策を進めておくことをおすすめします。
私が一次試験を受けた直後のリアルな感想も、ぜひ読んでみてください。
そもそも英検のCSEスコアとは?
CSEスコア(Common Scale for English)とは、英検が採用している共通の得点尺度です。
試験にCSEスコアが導入されたのは2016年度からで、それ以前は素点だけで合否が判定されていました。
素点での評価では、級や回によって問題の難易度が異なると、一律で評価できない仕組みでした。
そのため素点をCSEスコアに換算することで、公平に比較できる仕組みになりました。
素点とCSEスコアが単純に比例しないのは、試験ごとの問題の難易度差が調整されているためです。

公平に評価されるようになったのは、ありがたいですね!
英検準1級の「ギリギリ合格ライン」―技能毎のバランス
英検準1級のギリギリ合格ラインを紹介
では「ギリギリ合格」できるのは、どういうケースなのでしょうか?
英検準1級の一次試験は、合計CSEスコアが1792点を超えれば合格になります。
リーディング・リスニング・ライティングは、それぞれ750点満点の同じ物差しで採点されます。

3技能の合計さえ1792点を超えていれば、技能ごとの配分は自由ということになります。
ここでは、私が独自に計算した仮のパターンで、合格ラインの考え方を整理してみます。
| パターン | リーディング | リスニング | ライティング | 合計 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 均等配分型 | 600点 | 600点 | 600点 | 1800点 | 合格 |
| 苦手カバー不足型 | 500点 | 500点 | 750点 | 1750点 | 不合格 |
| 苦手カバー成功型 | 550点 | 550点 | 750点 | 1850点 | 合格 |
| 一芸特化型 | 650点 | 450点 | 700点 | 1800点 | 合格 |
表の「苦手カバー不足型」のように、1技能を満点近くまで伸ばしても、他の2技能があまりに低いと合格ラインには届きません。
一方で「苦手カバー成功型」のように、他の2技能を少し底上げできれば、合格ラインを超えられることが分かります。
つまり「ギリギリ合格」になるかどうかは、1つの技能の得意・不得意だけでなく、3技能全体のバランスで決まるということです。
ライティングが高得点なら、他の技能が低くても合格できる?
英検対策でよく聞くコツの一つに「ライティングで大きく得点できれば、他の2技能が低くても合格できる」という話があります。

結論からいうと、これは半分正しく、半分は言い過ぎです。
極端な話ですが、他の2技能が0点の場合、ライティングが満点でも750点にしかならず、合格基準の1792点には届きません。
ただし「ライティングでは点数を取りやすい」というのは事実のようです。
英検準1級のライティングは、内容・構成・語彙・文法という4つの観点で、それぞれ0〜4点の部分点がつく仕組みになっています。
選択問題のように正解か不正解かだけで決まるリーディングやリスニングと比べると、部分点が積み上がりやすい構造だといえます。
とはいえ、ライティングだけに頼り切るのはリスクがあります。

当たり前のことですが「バランスよく勉強するのが大事」ということですね。
英検準1級 二次試験に向けた対策
「一次試験に合格しているのかな」とモヤモヤを抱えたまま勉強を進めるのは、正直気持ちのいいものではありません。

ですが二次の対策を始めるのが遅れて、試験に間に合わなかったらもったいないです!
モヤモヤを抱えつつ、二次試験の勉強もがんばりましょう。
私は、結果を待っている間にこちらの対策を進めておきました。
- 面接対策の参考書で、頻出質問と回答の型を把握する
- テーマごとに理由を整理しておく(環境、コミュニティなど)
- 独り言英会話で、15秒で考えて60秒話す練習をする
- 英会話アプリのAIフリートークで実践練習をする
- オンライン英会話で、社会問題について話す練習をする
面接対策については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
オンライン英会話では、DMM英会話のデイリーニュースを使って、社会問題について自分の意見を話す練習をしていました。
結果を待つだけでなく、少しずつ準備を進めておくと、いざという時に安心です。
英検準1級の合格ラインに関するよくある質問
- 英検準1級のギリギリ合格ラインは何点ですか?
-
一次試験は合計1792点、二次試験は512点が合格基準です。
技能ごとの配点は自由なので、3技能の合計がこの点数を超えていれば合格になります。
- 英検準1級は何割正解すれば合格?
-
合格基準の1792点を3技能で均等に割ると、1技能あたり約597〜598点、750点満点のおよそ8割になります。
英検公式でも、各技能でおよそ7割程度の正答率が合格の目安とされています。
- 英検準1級は何ヶ月くらいで合格できますか?
-
必要な期間は、もともとの英語力によって差があります。
私の場合は、試験の半年前から対策を始めて合格できました。
試験直前の過ごし方は、こちらの記事でも紹介しています。
- リーディングが苦手でも合格できますか?
-
リーディングが苦手でも、リスニングやライティングで得点を積み上げられれば合格の可能性はあります。
ただし1つの技能に頼り切らず、バランスよく対策するのがおすすめです。
- CSEスコアと素点はなぜ一致しないのですか?
-
CSEスコアは、受験回ごとの問題の難易度差を調整するための仕組みです。
そのため、素点の正答率とCSEスコアの割合が、技能によって上下することがあります。
まとめ:落ち着いて結果を待ちながら、二次試験対策を進めよう
私自身の体験談も交えて、素点とCSEスコアが一致しないことや「ギリギリ合格ライン」のパターンをご紹介しました。
今回のまとめはこちらの通りです。
- 一次試験は合計1792点以上だと合格できます
- ですが素点とCSEスコアは必ずしも一致しません
- 自己採点の結果が低くても、落ち着いて結果を待ちましょう
- 待っている間に、二次対策をしっかり進めるのがおすすめです
私は受験直後、ギリギリだったかもしれないと覚悟していましたが、実際は一次試験も二次試験も余裕を持って合格することができました。
素点の印象だけで焦らず、まずは合格ラインの仕組みを知っておくと、結果を待つ間も少し安心できるのではないでしょうか。
私が英検準1級に合格するまでにやった勉強法は、こちらの記事に詳しくまとめています。
