
子育てや仕事で毎日バタバタしていて、勉強時間を確保するのが難しい…。どうしたら英語をもっと練習できるかな?
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、家事をしながらできる英語スピーキング練習法(=ながら学習)を、具体的なフレーズ例とともにわかりやすくまとめました。
「家事中の時間」こそ、スピーキング力を鍛える絶好のチャンス!
料理・掃除・洗濯……これらのルーティンをこなしながら英語を声に出す習慣をつけるだけで、毎日30分〜1時間のアウトプット練習を継続できます。
シャドーイング・独り言実況・自問自答の3メソッドを使い分けるとより効果的。
ながら学習で、無理なくスピーキング時間を増やしましょう!

・専業主婦で4歳児育児中
・英検準一級勉強中・TOEIC最高850点
・1年間の海外移住がきっかけで英語が好き
・将来的には仕事でも英語を活かしたい
なぜ「家事中」が英語練習に最適なのか
英語が上達しない最大の理由のひとつが、「アウトプット(声に出す練習)の圧倒的な不足」です。
スピーキングは「話す機会」がなければ絶対に伸びませんが、多くの人は、「話す練習」をするタイミングを作れずにいます。
そこで注目したいのが、家事中の「ながら学習」です。
家事中の「ながら学習」がスピーキング練習に向いている理由
- 手は動いているが、口と頭は空いている
- 家事は毎日同じルーティンなので、使うフレーズが固定されやすい
- 誰にも聞かれないので、恥ずかしさゼロで声を出せる
- 「勉強のために時間を作る」必要がなく、継続しやすい
特に英会話の初心者にとって、「一人でこっそり声を出す練習」は非常に重要です。
人前で話すのが怖い段階でも、家事中なら気兼ねなくアウトプットできます。
「上手に話せてから声に出す」のではなく、「声に出しながら上手になっていく」のが正しい順番です。
家事ながら学習の3つの基本メソッド
家事中にできるスピーキング練習には、主に3つの方法があります。それぞれの特徴と向いている家事シーンを解説します。
メソッド① シャドーイング(ながらバージョン)
通常は集中して行うものですが、「ながらシャドーイング」として家事中に取り入れる方法もあります。
スマホでYouTubeやPodcast、英語学習アプリの音声を流しながら、聞こえてきた英語をそのままリピートするだけでOK。
単語やフレーズを覚えたり、発音を改善したり、と様々な目的に使える学習法なので、家事中に効率良くスピーキングの基礎体力をつくってしまいましょう。
ながら学習におすすめのYoutubeチャンネルについては、こちらの記事をご覧ください。
>>【初心者向け】無料でスピーキングを学べる!おすすめyoutubeチャンネル10選
⚠️ 向いている家事・向いていない家事がある
シャドーイングは集中力が必要なため、食器洗い・洗濯物たたみ・アイロンがけなど、手だけ動かす単純作業に向いています。
頭も使う家事(私の場合は料理中で火を使う時など)の場合は、家事に集中してしまうため、並行してシャドーイングすることができません。
メソッド② 独り言英会話(実況中継法)
今やっていることを英語でそのまま口に出す練習です。
特別な教材も準備も必要なく、今日からすぐに始められます。
自分の行動を英語で実況するだけで、日常会話で使えるフレーズが自然に身につきます。
🍳 料理中の例
“I’m making miso soup.” (味噌汁を作っています)
“I have to cut the vegetables.” (野菜を切らなきゃ)
“I need to add a little salt.” (少し塩を足します)
“The rice is almost done.” (ごはんがもうすぐ炊けます)
🧹 掃除中の例
“Time to clean the house!” (家を掃除する時間だ!)
“I’ll vacuum the living room first.” (まずリビングに掃除機をかけます)
“This corner is really dusty.” (ここのコーナー、ほこりがすごい)
“Done! The room looks much better.” (終わった!部屋がずいぶんきれいになった)
👕 洗濯中の例
“I need to do the laundry.” (洗濯しないと)
“I’ll hang these outside.” (これらを外に干します)
“The laundry is finally done!” (やっと洗濯が終わった!)
最初は単語だけでもOK。
「Cooking(料理中)」「Clean(掃除しよう)」など、思ったことをそのまま英語で口に出すことから始めましょう。
メソッド③ 独り言英語Q&A(自問自答法)
自分で質問して、自分で答える練習です。英会話の「やり取り」を一人でシミュレーションします。
💬 自問自答の例
“What am I going to have for lunch?” (今日の昼食は何にしようか?)
“Hmm, I think I’ll make pasta.” (うーん、パスタにしようかな)
“How was your day?” (今日はどうだった?)
“It was a bit tiring, but good.” (少し疲れたけど、良い一日だったよ)
最初は単純な質問でOKです。
慣れてきたら、「もし外国人の友達と話したら何を話すか?」と想像しながら練習すると、よりリアルな会話力が身につきます。
家事シーン別おすすめ練習法
家事の種類によって、向いている練習法が異なります。シーン別に整理しました。
🍳 料理・食器洗いのとき
おすすめ:独り言英会話(実況中継)+ Youtube 聞き流し
- 食材の名前・調理の作業を英語で言いながら調理する
- 食器洗い中は両手がふさがっているので、YoutubeやPodcastを聞き流す
- 「”wash” “wipe” “put back”」と動作を英語で心の中でつぶやく習慣をつける
🧹 掃除のとき
おすすめ:独り言英会話(実況中継)+シャドーイング
- 掃除しながら「どこを掃除しているか」を英語で実況する
- 英語のYouTubeをBGM代わりに流しておき、気になったフレーズを声に出す
- 掃除機をかける時は音が気になるので、独り言英会話でつぶやく
👕 洗濯のとき
おすすめ:シャドーイング+自問自答法
- 手元の作業だけに集中できるので、シャドーイングに最も向いている家事
- 英語学習アプリの音声を流しながら、聞こえたフレーズをリピートする
- 今日あったことを英語で独り言として振り返る練習も効果的
🛒 買い物・散歩のとき
おすすめ:シャドーイング+声に出す練習
- イヤホンをつけて、英語音声を小さい声でシャドーイングしながら歩く
- 目に入ったものを英語で言う練習(”flower” “car” “traffic light”)
ながら学習をもっと効果的にする3つのコツ
コツ① 「毎日同じ時間・同じ家事」とセットにする
「洗濯物を干している時にはYoutubeでシャドーイング」「料理している時・皿を洗う時には独り言英会話」など、特定の家事と英語練習をセットにすることで、習慣が自然に身につきます。
「新しい習慣は、すでにある習慣の後ろにくっつけると定着しやすい。(Habit Stacking)」
これは行動科学でも証明されていることです。
お皿を洗いながらシャドーイング、買物に行くときは独り言英会話など、生活リズムに組み込んでしまいましょう。
コツ② スマホをすぐ使える状態にしておく
「英語で何と言うんだっけ?」と思ったときにすぐ調べられるよう、スマホをそばに置いておきましょう。
Google翻訳やAIを使って「今考えたことを英語でどう言うか」を調べる習慣が、ボキャブラリー強化にも直結します。
私自身も、料理中に「”煮る”って英語でなんだっけ?」と思ったらすぐに調べて、口に出す習慣をつけてから、生活英語のフレーズが一気に増えました。
「気になった単語をすぐ調べてすぐ口に出す」これが一番の近道です。
コツ③ 「完璧な英語」を目指さない
ながら学習中に「あ、これ文法間違えたかも……」と気になっても、立ち止まらないことが大切です。
スピーキングの練習では、流暢さ(スムーズに声が出ること)を先に鍛えることが重要で、文法の正確さは後からついてきます。
まずは「英語で声を出すこと」を最優先に。
細かいミスを気にしすぎると、口が止まってしまいます。
今日から始める!ながら英語練習の1週間スタートプラン
「何から始めればいいかわからない」という方のために、最初の1週間でやることをまとめました。
ながら英語練習・1週間スタートプラン
- 🗓️ 1〜2日目:洗濯物を畳んでいる間にYouTubeの英語動画を流して、フレーズをリピートしてみる
- 🗓️ 3〜4日目:料理または食器洗い中に「実況中継」に挑戦。今やっていることを英単語1〜2個でいいから口に出してみる
- 🗓️ 5〜6日目:「今日あったことを英語で3文話す」自問自答を、お風呂に入りながらやってみる
- 🗓️ 7日目:1週間を振り返り、「一番続けやすかった家事×練習法の組み合わせ」を決める
一番大切なのは、「完璧にやろうとしない」ことです。
最初は「英語をつぶやくクセをつけること」だけを目標にしてください。
それだけで、1ヶ月後には確実に変化を感じられます。
私の「ながら学習」ルーティン
色々と試した結果、私はこちらの「ながら学習」を1日のルーティンに組み込むことにしました。
1日の「ながら学習」ルーティン
- 朝:こどもが起きる前に、身支度・洗濯しながらYoutubeでシャドーイング(30分)
- 昼:こどものお迎えに行く時、自転車に乗りながら見えたものを実況中継(15分)
- 夜:お風呂に入りながら、独り言英会話の自問自答法で1日の感想を英文化(5分)
ながら学習のおかげで、増やすことができた英語学習の時間はなんと1日50分!
既にあった習慣とセットにしているので、無理なく続けられています。
私の場合、こどもがまだ小さいので、こどもがいる間はながら学習が難しいです。
なので1人になれる時間帯に、積極的にながら学習を取り入れています。
まとめ:毎日の家事が英語の「練習時間」になる
- ✅ 家事中は「手が動いて口が空いている」最高のスピーキング練習タイム
- ✅ シャドーイング・独り言実況・自問自答の3メソッドを使い分ける
- ✅ 家事の種類によって向いている練習法が異なる(洗濯→シャドーイング、料理→実況など)
- ✅ 同じ家事に英語練習をセットにして習慣化することが継続のカギ
- ✅ 文法ミスを気にせず、まず「声に出すこと」を最優先に
「勉強する時間がない」と感じていた方も、毎日の家事の中に、すでに英語練習の時間が隠れていました。
特別な場所も、高価な教材も必要ありません。
スマホ1台と、「英語で口を動かそう」という意識があれば、今日から始められます。
日常の中で積み上げた言葉は、本当に使える英語として身についていくものです。
まずは今日の食器洗い中に、ひとつだけ英語で独り言してみてください。
それが、あなたのスピーキング練習の第一歩になります。
ながら学習だけではなく、スキマ時間を見つけて集中的に勉強したい方はこちら!


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