
英語で日記を書くと話す練習にもなるって聞いたけど、本当かな?スピーキングって、結局は話さないと上手くならないんじゃないの?
そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、英語日記(ジャーナリング)はスピーキング力を底上げするための、見逃せない練習法のひとつです。
この記事では、英語日記がなぜスピーキングにも効くのかを丁寧に解説したうえで、初心者でも今日から始められる書き方・テンプレート・例文まで、具体的にご紹介します。
英語日記を始めて、自分の考えをすらすら英語で伝えられるようになりましょう!

・専業主婦で4歳児育児中
・英検準一級勉強中・TOEIC最高850点
・1年間の海外移住がきっかけで英語が好き
・将来的には仕事でも英語を活かしたい
英語日記(ジャーナリング)とは?
英語日記・ジャーナリングとは、日々の出来事・気持ち・考えを英語で書き留める習慣のことです。日本語で書く日記と内容は同じですが、すべて英語で書く点が違います。
「ジャーナリング(journaling)」という言葉は、もともと心理学や自己啓発の分野で「思考や感情を書き出すことで内省を深める方法」として広まりましたが、英語学習においては「英語で考え・書く力を鍛えるアウトプット練習」として注目されています。
教科書の例文を書き写すのとは違い、ジャーナリングは「自分の体験・感情・考え」を英語に変換するプロセスを毎日積み重ねる練習です。この「自分の言葉を英語にする」作業こそが、スピーキングに直結するのです。
英語日記(ジャーナリング)の3つのメリット
「自分の気持ちや体験を英語にする力」が鍛えられる
スピーキングで最も難しいのは、「自分が言いたいこと」を英語で表現することです。単語や文法を「知っている」のに、自分の考えを伝えようとすると言葉が出てこない——この悩みは多くの英語学習者が抱えています。
英語日記を書くと、「今日の夕ご飯が美味しかった」「仕事で少し嫌なことがあった」「来週の旅行が楽しみ」という自分だけの体験・感情を、毎日英語に変換する練習ができます。「自分の言葉を英語にする筋肉」は、書くことで育てられます。この力がそのまま会話でも生きてくるのです。
「自分の気持ちや体験を英語にする力」を養うためには、独り言英会話といった勉強法も効果的!独り言英会話について気になる方は、こちらの記事も見てみてください。
>>「独り言」でスピーキング力を上げるやり方は?よく使うフレーズも!
ちなみに独り言英会話とジャーナリングの違いとして、ジャーナリングの方が添削してもらいやすいという点が挙げられます。添削については記事の後半に書いていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
語順感覚・文の組み立て方が自然に身につく
英語は「主語→動詞→目的語・補足」という語順で組み立てる言語です。スピーキングでとっさに言葉が出てこない原因のひとつは、この語順で考える感覚がまだ体に入っていないことにあります。
英語日記では毎日英文を「作る」練習をするので、繰り返すうちに英語の語順で考えるクセが自然とついてきます。書くときは話すときよりもゆっくり考えられるぶん、正しい語順を意識しながら練習できるのが大きなメリットです。
毎日書く練習をしていると、「まず主語を言って、次に動詞……」という流れで自然に話せるようになります。
語順感覚については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
>>英語の語順感覚を身につける!頭から英語を組み立てるトレーニング法4選
「自分が実際に使う語彙・表現」が着実に増える
教科書の英語表現は「一般的によく使われる表現」ですが、英語日記の表現は「自分の日常生活でリアルに必要な表現」です。「緊張した」「うれしかった」「思ったより難しかった」「もう少し頑張ればよかった」——これらを英語で書こうとすると、自分に必要な語彙や表現が明確になります。
「自分に必要な語彙やフレーズに気づき、それを自分で調べる」という作業こそが、効率的に語彙力を鍛える方法のひとつです。調べて書いた表現は、リアルな場面と結びついているので記憶に残りやすく、会話でも使いやすくなります。
英語日記が「続かない」3つの原因
英語日記の効果は確かですが、「始めたけど続かなかった」という方もたくさんいます。続かない理由には共通したパターンがあります。
「何を書けばいいかわからない」で手が止まる
日記を書こうと思っても、「今日は特に何もなかったな……」「ネタがない」と感じて書けないパターンです。
❌ やりがちなNG:「今日の出来事をまとめようとしてネタ切れになる」
✅ 対策:「今日の感情・気づき・一言」でOK。「今日の朝ごはんが美味しかった」「天気がよくて気分がよかった」——何でも書く題材になります。テーマを事前にリスト化しておくのも有効です。
「完璧な英語で書かなければ」と思いすぎる
文法が合っているか、スペルは正しいか、自然な表現かが気になりすぎて、手が動かなくなるパターンです。
❌ やりがちなNG:「正しい英語で書けないなら書かない方がいい」
✅ 対策:英語日記は「正しく書くもの」ではなく「英語で考える練習」。間違いだらけでOKです。まず書いて、あとで調べたり修正したりする流れにしましょう。間違いこそが上達のヒントになります。
「毎日長文を書かなきゃ」とハードルを上げすぎる
「日記を書くなら、ある程度まとまった内容でないと意味がない」と思い込んで、忙しい日に書けず、そのまま習慣が途切れてしまうパターンです。
「1日3文でOK」をルールにしましょう。「今日の天気・今日やったこと・今日の気持ち」この3つを1文ずつ書くだけで十分です。3文が習慣になれば、自然と文量は増えていきます。
忙しい日には無理をしなくてもOK。私の場合、旦那の帰宅が遅くてワンオペになる日には日記を書かないと決めています。
初心者向け:英語日記の書き方ステップ
では具体的にどう書けばいいのか。初心者でも無理なく始められる3ステップをご紹介します。
STEP 1|日記を書くツール(ノートやアプリ)を用意する
まずは日記を書くツールを決めましょう。紙のノートでも始められますが、AIに添削してもらうことを考えると、スマホやパソコンで使えるアプリがおすすめです。メモアプリや日記アプリに書いておけば、ChatGPTなどに貼り付けてすぐ添削してもらえます。「特別なアプリでなくてもOK」——スマホの標準メモアプリで十分です。
ちなみに私は、bondavi株式会社が出している「記録」というアプリを利用しています。元々は読書の記録をつけるために使っていたのですが、ジャーナリングにも活用できると気づきました。標準アプリではないものを探している方は、チェックしてみてください。
>>bondavi株式会社「記録」アプリ(AppStore)
STEP 2|英文を書いて、AIに添削してもらう
今日の出来事・気持ちを3文程度の英語で書きましょう。完璧でなくてOK。「I had pasta for lunch. It was delicious.」のようなシンプルな文で十分です。書けたら、ChatGPTなどのAIに「この英語日記を添削してください」と貼り付けるだけ。自分では気づけなかった文法ミスや、より自然な表現を教えてもらえるので、書くたびに英語力が上がります。
STEP 3|声に出して読む
AIに添削してもらった文も含めて、書いた英文を必ず声に出して読みましょう。これがスピーキングへの橋渡しになります。「書く→添削してもらう→声に出す」の3ステップがスピーキング力を底上げする最短ルートです。修正された表現を音読することで、正しい英語が口から自然に出てくるようになります。
初心者向けテンプレートと例文
毎回「何を書こう」と悩む時間をなくすために、テンプレートを使いましょう。以下の型を使えば、どんな日でも3〜5文が書けます。
📝 基本テンプレート(3文型)
- ① 今日の天気・体調:It was [天気] today. / I felt [気持ち] today.
- ② 今日やったこと・あったこと:I [動詞] today. / I went to [場所].
- ③ 感想・気持ち:It was [形容詞]. / I’m looking forward to [〜].
このテンプレートを使った例文を見てみましょう。
例文①:普通の一日
It was sunny and warm today.
I took my kid to nursery school in the morning and did the laundry and cleaning at home.
I was a little tired, but overall it was a good day.
今日は晴れて暖かかった。午前中は子どもを幼稚園に送り、家で洗濯と掃除をした。少し疲れたけど、全体的にいい一日だった。
例文②:うれしいことがあった日
It was a bit cloudy today.
My son said “Mom, your dinner is the best!” at dinner time.
I was so happy. Cooking for my family is worth it.
今日は少し曇っていた。夕食のとき、息子が「ママのご飯が一番!」と言ってくれて、とてもうれしかった。家族のために料理するのはやっぱりいいなと思った。
例文③:疲れた・何もなかった日
It rained all day today.
My kid was at home all day and it was a little noisy.
I’m tired. I’ll take a bath and go to bed early tonight.
今日は一日中雨。子どもがずっと家にいて少し騒がしかった。疲れたな。今夜はお風呂に入って早く寝よう。
書いた英語をスピーキングに活かす「音読ルール」
英語日記をスピーキングに直結させるための、シンプルで効果的な習慣があります。それが「書いた英文を必ず声に出して読む」というルールです。
書くだけで終わりにしてしまうと、語彙力・ライティング力は伸びますが、スピーキングへの橋渡しが弱くなります。書いた文を声に出すことで、以下のメリットがあります。
- ✅ 自分が書いた表現が「口から出る表現」として定着する
- ✅ 発音・リズムが体に刷り込まれる
- ✅ 書いた内容を「話す練習」として活用できる
音読は1回でなく3回を目安に声に出してみてください。「書く→声に出す」のセットを毎日続けることが、スピーキング力を底上げする最短ルートになります。
さらに一歩進めたい方は、書いた日記を題材に「架空のインタビュー」をしてみましょう。「今日どんな一日でしたか?」「何か楽しいことはありましたか?」という質問に、日記の内容を使って英語で答える練習です。これが実際の会話に直結します。
文法ミスを直す:ChatGPTに添削してもらおう
英語日記の効果をさらに高めたい方には、書いた文を添削に出すことをおすすめします。
初心者のうちは、文法ミスや不自然な表現が多くて当然です。でもそのままにしておくと、間違った表現が定着してしまう可能性があります。添削を活用することで、
- 自分の間違いのパターンがわかる
- 「より自然な英語表現」を知ることができる
- 修正された文を音読することで、正しい英語が体に入る
最も手軽な方法はChatGPTへの添削依頼です。「以下の英語日記を添削してください。間違いがあれば直して、より自然な表現も教えてください。」と入力して日記の英文を貼り付けるだけで、すぐに添削してもらえます。無料で使えるのでぜひ試してみてください。
>>Chat GPT
3つの「今日からできること」
- ✅ 今日の出来事を3文だけ英語で書いてみる:テンプレートの「天気・やったこと・気持ち」を使えば、今日すぐ書けます。完璧じゃなくてOK。
- ✅ 書いた英文を声に出して3回読む:書くだけで終わらせず、必ず声に出しましょう。これがスピーキングへの直接的な練習になります。
- ✅ 「英語で書けなかった表現」を1つ調べてメモする:「あれ、これ英語でなんて言う?」という瞬間が、語彙力を伸ばす最高のチャンスです。
英語日記は、特別な道具も高い教材も必要ありません。スマホのメモアプリでも、100円のノートでも始められます。大切なのは「完璧な英語を書くこと」ではなく、「英語で考えて、英語で書く時間を毎日少しでも作ること」。
3ヶ月後の自分が「気づいたら話すときにも英語が出てくるようになっていた」と感じられる——そのための小さな習慣を、今日から始めてみましょう。
まとめ:英語日記は「書く練習」と「話す練習」を同時にできる最強の習慣
- ✅ 英語日記がスピーキングに効く理由は3つ:①自分の言葉を英語にする力がつく ②語順感覚が身につく ③実際に使う語彙が増える
- ✅ 続けるコツは「1日3文・テンプレート活用・完璧を求めない」:ハードルを下げることが習慣化の最大の秘訣
- ✅ 「書く→声に出す」のセットが最強:音読をセットにすることでスピーキングへの橋渡しが生まれる
- ✅ 添削ツールを活用して正しい英語も定着させる:ChatGPTへの添削依頼が手軽でおすすめ
英語日記は、スピーキングの土台を静かに、でも確実に育ててくれる練習法です。まずは今日、たった3文だけ書いてみてください。それが、あなたの英語スピーキングを変えるきっかけになります。
ジャーナリングにも使えるフレーズを知りたい方は、Youtubeでの勉強もおすすめ!おすすめのチャンネルについては、こちらの記事をご覧ください。



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